癌になったときの免疫寛容状態って?
正常な細胞の遺伝子が傷つくことによって起こる病気が、がんです
がん細胞は異常な細胞であり、目印として抗原を出しています
その目印である抗原に対して免疫反応が起こります

しかし、がんの抗原に、「免疫寛容」が誘導されることがあります
免疫反応を起こせたとしても、抗原を出さないがん細胞が出現する可能性もあります
がん細胞が免疫の働きを潜り抜ける様子を「免疫回避」と呼びます
がんの免疫回避(免疫逃避)とは?
・隠れる性質
がんの免疫回避(免疫逃避)として、隠れる性質があります
がん細胞は、早期がんから進行がんになっていく時期に
がん抗原(がんの特徴ともされるタンパク質)を表面から隠す性質があります
早期がんの場合、免疫によってすぐに排除できるものの、この隠れる性質によってそのまま進行・転移してしまいます
・逃げる性質
がんの免疫回避(免疫逃避)として、逃げる性質があります
肺・胃・腸・肝臓などは免疫細胞が多い臓器であり、がん細胞は免疫細胞に見つかりやすい傾向にあります
そこで、がん細胞は免疫細胞の一つである好中球の中に逃げてしまいます
好中球の中に逃げてしまうと免疫細胞が攻撃できず、そのままがん細胞は成長してしまいます
・免疫を抑制する性質
がんの免疫回避(免疫逃避)として、免疫を抑制する性質があります
がん細胞が大きくなると、免疫細胞に反撃をしかけてきます
免疫を抑制する機能(免疫チェックポイント)を、がん細胞が取り込んでしまうのです
これにより免疫細胞の働きを弱めてしまい、がん細胞は体内で進行・増殖してしまいます
このように、がん細胞はとても巧妙に免疫から逃げて増殖しようと画策してきます
そういった鬩ぎあいに打ち勝つには
自身の免疫機能をもう一度
元気にし、さらに裏をかく体作りが大事になってきます
その手段として、免疫療法や放射線療法が挙げられます
種類も適応も様々にある免疫療法
最近とくに注目を浴びている免疫賦活化作用を持つ放射線療法
これからの癌治療は
いかに適切な選択をするか
それにかかってきます
当院では、患者様の状態に合わせて
より最適な より有効な選択を一緒に探っていきたいと思っています

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