端午の節句

子供のころ、

 

お仏壇のある二間続きの座敷(和室)に

「張り子の虎」が並んだり

大きな「兜」が飾られたりすると

庭の大きな銀杏の木の側に 

「鯉のぼり」が挙がるのを心待ちにしていました

お世辞にも可愛いとは言えない「張り子の虎」にまで名前を付けて

毎朝お仏壇に手を合わせるついでに声をかけていた、

変わった子供は、当時の私です

 

いつも兄にくっついて遊んでいたので、お雛祭りだけでなく

「端午の節句」も自分のお祝いのように受け取っていました

私の実家はとっても田舎にあるので

「鯉のぼり」は近所のどの家庭の庭にも挙がっていたし

張り子の虎をポンポン叩いて遊ぶのも当たり前になっていたし

お風呂には菖蒲が浮かんでいるのも恒例でした

 

発祥が中国であるということも全く知らなかったけれど、

桃の節句と並んで とても楽しみでした

 

大人になってくると、収納場所や飾る手間などが先に立って

少なくなってきたのかなあ・・・と寂しく感じますが

恒例行事があるということは、

日々の彩りとしてとてもいいと思っています

 

張り子の虎で遊ぶこともなくなったし

重い兜を頑張って頭に乗っけることもなくなったけれど

今でも

柏餅の何とも言えない「柏の葉のかおり」は大好きです

連休も後半に差し掛かっています

今日は柏餅を頂くことにします♪

みなさんも、いいお休みをお過ごしくださいね

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