放射線科のこと
こんにちは あがりです
今日は 私のそもそもの専門 放射線科についてです
「放射線科医」
日本ではあまり馴染みがないかもしれません
ドラマ「ラジエーションハウス」をご覧になった方は、少し認識されたかもしれませんね
CTやMRI検査の際に
画像検査機器を実際に動かすのは 放射線技師の皆さんですが
検査内容の指示をだしたり、画像から病態や疾患を診断したりして
各科DrへSuggestionを伝えるのは
放射線科医です
そういう立ち位置です
各科がカンファレンス(患者さんの治療方針を検討する会議)する場所に
科を横断して参加できるのが放射線科の楽しいところですが
普段は、本当に目立ちません
縁の下の力持ちです
そんな、一見 地味な「放射線科医」

いざ なってみたら 身につけられるスキルが山のようにあって
びっくりしました
私が医師になった2000年頃は 現在のように デジタル処理が進んでいなかったので
体内の血管を知るには 様々な造影検査を用いていました
今では 当たり前になった脳血管走行は 一枚一枚 輪切りの頭部のCT画像から血管部分を切り取って
処理していました
肝臓の容量を測定するにも 一枚一枚 CT画像で輪郭取りをしていました
下肢の静脈塞栓を調べるには Venography(静脈造影)
もちろん カテーテル検査 カテーテル手技も身につけていきました
胃透視(胃のバリウム検査)
大腸造影(大腸のバリウム検査)
胃カメラ
大腸カメラ
超音波検査
各種の生検検査(体外から針を刺して 病変を採取・検査)
Angiography・カテーテル操作 で腹部や骨盤内の血流確認や
塞栓術(詰めること)での治療
静脈瘤治療
治療部門での
舌がんへ小さな線源(セシウム針・イリジウム針)を差し込む作業
前立腺がんへ小線源(ヨウ素125)を打ち込む作業
子宮がんの照射装置設定
こういった手技は 画像検査を読影することの上に身につけていくもので
本当に 勉強すべきこと
身につけるべきこと
考えること
山のようにあって めちゃくちゃ多忙でしたが 楽しかったです
放射線科医として
できる事が増えていく
頭の中を、それこそ処理しきれない情報が回っている
とにかく 忙しかった覚えがあります
放射線科は、
地味だけど すこぶる楽しい

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